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• 株式会社つむら工芸
• 所属：東京事業本部

「ひとの生活を彩るものづくりをする。」

　私の就職活動の軸は「ひとの生活を彩るものづくりをする」ということでした。空間づくりはデザインやレイアウト次第で、ひとの時間をとっておきの時間にすることができると思います。弊社は展示会やイベントから店舗内装まで幅広く空間づくりをしておりますが、舞台セットに強みをもっており、大好きなミュージカルのセット制作を行っていたことから、興味を持ちました。面接時に役員から直接、会社説明があり、そのなかで「あのセットを作ったときはこんな苦労があった」、「実は裏でこういった工夫をしていてね」と熱く語っている様子を目の当たりにし、圧倒されました。「仕事を通して自分の人生も豊かにしていきたい」という自分の想いがこの会社で実現できるのではないかと考えたのが入社のきっかけです。

「お客様の気持ちを想像する。」

仕事で大切にしていることは、「会場にきたお客様の気持ちを想像する」ということです。以前クライアントから「屋外ヨガの会場を作ってほしい」という相談がありました。そのとき、「マットの間隔はどのくらいが適切だろう？」「講師の向きはタテ向きで配置されているが、本当にそれが一番見やすいだろうか？」など、その会場にくる「ひと」のことをとにかく想像し、クライアントに提案することを心がけました。限られた納期・予算のなかで、時にそういった視点を忘れて「要件通りでよい、前例通りでよい」と決めつけてしまいそうになりますが、「自分がお客さんだったらどう感じるだろう？」ということを立ち止まって考えるようにしています。

「この人に任せておけば大丈夫。」

今後はさらに提案の質を高められたらと考えています。現在、主にイベント会社が担当で、大きな組織の中に入り込み「美術担当としてどう考えるか？」ということを聞かれることも増えました。そういったなかで自信をもって「これがおすすめです！」と答えられるよう、またクライアントからも「このひとに任せておけば大丈夫」と思っていただけるよう、自分のなかの知識と引き出しを増やし、提案に盛り込んでいきたいです。

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