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INTERVIEW
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next HEROnext HERO 新入社員が入社動機から仕事に対する思い、期待、不安、将来のビジョンを語る。

染谷 健太

  • 日本大学生産工学部 卒
  • 株式会社ボックスワン
  • 所属:製作部
「失敗から見つけた、本当にやりたいこと。」
幼い頃からものづくりが大好きで図工の授業が一番の楽しみでした。大学では機械工学を学んでいましたが、興味とのギャップから関心が持てず、就職活動では機械分野を活かすことが出来ませんでした。結果焦りや迷いで本当にやりたいことが分からなくり、新卒としての就職は不正解となってしまいました。もう一度自分自身を見直すことを決意し、そして見つけた答えは「自分の手でものをつくりたい」でした。その中で最もフィーリングが合ったのは木工です。木工でも様々な種類がある中でイベント業界を選んだ理由は、より多く、様々な造作物を手掛けられると思ったからです。
「図面の寸法だけを信用するな、事件は現場で起こる。」
展示会の木工屋は造作することだけが全てではありません。設営し納めるまでが仕事です。絡みのない単独なものに関しては問題ないのですが、絡みが生じる場合は注意すべき点があります。たとえば900mmのパネルを10枚並べたら±10mm程度の誤差が生じるのはよくある話であり、幅3000mmの小間に基礎壁オクタノルムが建てば、総幅は2970mmとなり-30mmの誤差が生じます。たとえ図面の寸法どおりに造作しても現場で納まらなければ大幅なロスとなります。このロスを無くすには現場の経験は必要不可欠であり、造作においても責任が問われます。しかし、ロス無く納まった時は自分の成長が感じられる場面でもあります。
「目指すのは怒らず興る大工」
入社して3年目、まだまだ経験不足です。会社の尊敬する上司のように現場を指揮することも、手の込んだ造作も、学ばなければならないことが沢山あります。現場では臨時の大工さんも私にとっては先輩同然です。より多く、早く吸収し、力を付けていきたいです。また、安全には特に意識していきたいと思っています。臨時の大工さんを指揮する立場であり、大工として最も大事な身体を守れるのは自分自身の意識、気遣いであると考えています。

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